歯・口の健康児童審査会(よい歯のコンクール)
青森市及び東青地区の小学生全学年児童を対象として青森市歯科医師会の主催で、青森市教育委員会、学校保健会及び東青地区教育委員会のご協力のもと年に1回開催しているこの審査会は、歯と口の状態が優秀な児童を表彰することで、小学生の歯と口の健康意識を高め、積極的に予防と適切な生活習慣を身につけてもらうことを目的としています。
各学校における学校歯科健康診断 で優秀な口の状態の数名の男子児童、女子児童に学校代表として審査会に出場していただき、その中から、特に優秀な男子、女子児童各1名を最優秀賞として県大会へ推薦することになります。
青森市歯科医師会の会員の歯科医師8名が1次審査、2次審査を厳正に行い最終審査では青森市歯科医師会の会長、副会長、理事者など数名による審査があります。毎年出場される児童の皆さんのレベルは高く、最終審査においてはしばしば協議が必要なこともあり、そのため結果発表までに時間を要し出場された皆様にはお待たせすることもありますが、この審査会で入賞されることは非常に意味のあることと思われます。
最優秀賞には大きな金メダルが授与されます。優秀賞、優良賞、入賞の方にも表彰状と副賞があります。参加されるすべての児童の皆さんは学校代表で出場されるため、むし歯のない、きれいな歯並び、健康な歯肉で、普段我々がクリニックで診ることがないような状態に、感動を感じる審査会です。
小学全学年が対象ですので低学年の乳歯列でむし歯があっても永久歯に交換された後にむし歯にならないようにされると高学年時に出場の機会があり得ます。しかし、乳歯のむし歯は永久歯に影響を及ぼし、永久歯の歯並びにも影響があります。歯が生えたときからむし歯の予防に取り組み、よく噛むこと、適切な食育と食生活を心がけることが健康な歯と口の秘訣です。